『毎年エアコンのクリーニングを頼むのは高い、自分でできることはしたい!』
こんな方のために、この記事を書きました。
簡単にサクッとできちゃって、しかも特別な道具も必要ありません。
是非みなさんやってみてください!
この記事を読まずして「自分でやるのがめんどくさい!」と言う方は、是非Airwhiteにエアコンクリーニングをお任せあれ。
エアコンクリーニング
必要な道具
エアコンのお掃除は家にあるもので簡単にできちゃうんです。
必要な道具はこちら。
- 掃除機
- 綿棒(なければキッチンペーパーと割ばしなど)
- シャワー
- 雑巾
- 歯ブラシ
この5つで道具は大丈夫!
汚れるのが嫌な方は汚れてもいい服を来たり、手袋などをはめてお掃除しましょう。
それではまず、フィルターのお掃除方法からです。
自分でできる「フィルター」お掃除
フィルターは空気中の塵やほこりをを取り除き、エアコンから綺麗な空気を出すためのパーツです。
ここを放置していると、フィルターが目詰まりしてエアコンの効きが悪くなります。
さらに、目詰まりを放置しているとほこりがエアコン内部のファンにこびりつき、それが黒カビのエサになってカビの繁殖スピードを加速させます。
フィルターのお掃除方法
フィルターには裏表があり、塵やほこりはフィルターの「オモテ」に付着します。
オモテから掃除機で吸い込めば、基本的には汚れは取れます。
私たちAirwhiteは、エアコンクリーニング時に浴室をお借りしてパーツ洗浄しますが、浴室での洗浄の方が効率的かつ隅々まで綺麗にできます!
浴室の場合、シャワーを「ウラ」からかければほとんどの汚れは落ちます。
カビなどのしつこい汚れがある場合は、中性洗剤を薄めたものを塗布してブラシなどで擦れば落ちます。
キッチンが近いエアコンの場合
キッチンが近いエアコンの場合、フィルターや内部に油汚れが付着しているケースがございます。
これは、お料理の際に気化した油がその時つけていたエアコンに吸い込まれたためです。
フィルターに油汚れが付着した場合、かなりしつこく、ブラシだけではなかなか取れません。かといって強くやり過ぎると破れてしまいます。
この場合、バケツなどに熱いお湯を貯めて重曹を溶かし、そこに30分ほど漬けましょう。
十分に油が溶けてから優しくブラシで擦りましょう。
水洗いをしたら、柔らかい布などで十分に水気を切りましょう。
しっかり乾いてからでないと、逆にエアコン内部に湿気を溜め、黒カビを繁殖させる原因になってしまいます。
さて、フィルターは綺麗になりましたか?
それでは次は「ルーバー」のお掃除です。
自分でできる「ルーバー」お掃除
ルーバーとは、送風口の風向きを変えるパーツです。
黒カビがかなり繁殖していると、このルーバーにも黒い斑点(黒カビ)が目立つようになります。
放っておくと、真っ黒になって変色してしまうのでそうなる前にお手入れしましょう。
取り外して塩素系洗剤につけ置き&熱めのお湯で死滅
繁殖してしまった黒カビには、塩素系洗剤を使いましょう。
繁殖の度合いによってはつけ置きをしましょう。
つけおき後は、ブラシやナイロンたわしを使ってカビを擦り取り、水で流しましょう。
最後に、少し熱め(50℃以上)のお湯を5秒以上かけましょう。
カビは基本的に50℃を超えるお湯を数秒かけると死滅すると言われています。
もちろん完璧に死滅するわけではありませんが、確実に繁殖のスピードを遅くすることができるでしょう。
※熱めのお湯を数秒かける事によって、素材の奥まで浸透しているカビ菌に熱を届けて死滅させます。
自分でできる「アルミフィン」お掃除
普段は見ることのないアルミフィン。
アルミフィンは、エアコンの本体内部にある「熱交換器」の役割を果たしているところです。
基本的に、アルミフィンは汚れにくい部分ではあるのですが、ご家庭によっては全くエアコンのお手入れをしていないというところもあります。
そうなってくると、アルミフィンがほこりまみれだったり、カビが繁殖していてとんでもない事になっていたりします。
ここにほこりが溜まったり、カビが繁殖していると熱交換率が悪くなって結果的に「エアコンの効きが悪くなった」り「フルパワーじゃないと効かないから電気代が高くなった」りします。
掃除機でお手入れ
フィルターを取ると金属の薄い板が縦に何枚も並んでいるのが見えると思います。
それがアルミフィンです。
ここにほこりが溜まっている場合、掃除機でほこりを吸い取ってあげましょう。
柔らかいブラシなどで優しく縦に落としてあげるのも良いでしょう。
このアルミフィンは非常に柔らかくできており、少し指で押すだけで曲がってしまいます。こうなると空気循環も悪くなりエアコンの効きが悪くなったり電気代が高くなる要因になります。お手入れの際は優しく、お手入れしてあげてください!
自分でできる「室外機・ドレンホース」お掃除
見落としがちなのがこの室外機・ドレンホースのお手入れ。
先ほど紹介したアルミフィンは室内機の熱交換器ですが、あのアルミフィンは実は室外機にもあるんです。
しかも室外機の場合、室外機そのものが室内機(エアコン)が取り込んだ熱気または冷気を外に逃がす役割をしているので、エアコンの効きに直結します。
室外機のアルミフィンはフィルターもなく、外に置いてある分ほこりや粉塵がつまりやすく、空気の通りが悪くなりやすいです。
ドレンホースはエアコンの室内機から流れてくる結ろなどで発生した水分(黒カビやほこりなども)を外に排出する役割を担っています。
このドレンホースが汚れで詰まってしまうと、エアコンの室内機から水漏れが発生し、家具やカーテン、カーペットが濡れてしまったりしてしまいます。
その他にも、ドレンホースが詰まっている関係で水の「コポコポ」といった音がエアコン室内機から流れてくるケースもあります。
アルミフィンをブラシで優しくほこり・粉塵を除去
室外機のアルミフィンも、室内機と同じくブラシでほこりを取っていきます。
アルミフィンは柔らかいため、縦方向に優しく撫でるようにして汚れを取りましょう。
水などで流しながらできると素早くより綺麗に汚れを取ることができます。
蛇口からホースで水を引っ張ってきましょう。
水がなくても、ある程度は綺麗にできます。
見落としがちなドレンホースのお手入れ方法
お次はほとんどの方が見落としている「ドレンホース」のお手入れ方法。
ドレンホースは外に出ている排出口が詰まりやすいので、まずはそこに割り箸などの細長いもので排出口付近の汚れをかき出しましょう。
これでも一応つまりは解消されるのですが、まだ不安だと言う方、「エアーポンプ」を買いましょう。
エアーポンプをドレンホースの先端に差し込み、何度かシュポシュポすれば完了です。
汚れが詰まっていた場合、汚れが出てきます。
ドレンホースの汚れを簡単に取り除く方法
せっかく綺麗にしたドレンホース、でも毎回この作業をするのは面倒ですよね。
そんな方、「おとめちゃん」を設置しましょう!
まずはドレンホースを切断します。
次にこの切れ目におとめちゃんを挿しこみます、この時におとめちゃんの向きを間違えないように注意しましょう!(※間違えると水が流れなくなり詰まりの原因になります)
接続部分をテープで留めれば完了です。
あとはたま〜におとめちゃんをチェックして、汚れが溜まっていればおとめちゃんから汚れを取れば簡単にお手入れできます。
終わりに
いかがだったでしょうか?
エアコンのお掃除って、意外と自分でもある程度はできちゃうんですよ。
とは言っても内部の送風ファンなどのどう頑張っても一般の方ではお手入れの難しい箇所もございます。
中で黒カビが繁殖している場合、カビの胞子が部屋中に飛び回っておうちの中でカビが繁殖する原因になる&そのカビの胞子を吸いながら生活する事になります。
「そんなの嫌だ〜!」と思った方、是非一度プロに任せてみては如何でしょうか?
きっと真っ黒の汚水にびっくりすること間違いなしでしょう。
エアコンクリーニング